外構工事

外構工事今回ご紹介するのは、平屋住宅にお住まいのお客様からご依頼いただいた外構工事の事例です。

お客様の住まいは、閑静な住宅街にありながら、住宅の正面に企業の事務所が建っているという立地条件でした。日中、多くの従業員の出入りがあるため、視線が気になることが多く、「庭に出るときもリラックスできない」「常に人の目を気にして生活するのがストレス」というお悩みを抱えておられました。

そこでご提案したのが、「視線をしっかり遮るフェンスの設置」と、「手入れが楽で美しい庭空間の整備」です。単に目隠しを設置するのではなく、庭としての楽しみや住まいとしての快適性を両立できるよう、トータルでの外構プランを設計しました。

■庭全体に人工芝を敷設。緑のある暮らしをもっと手軽に

まず、住宅の正面スペースには人工芝を全面に敷設しました。天然芝に比べてメンテナンスの手間がかからず、常に美しいグリーンの景観を楽しむことができます。お子様が遊んだり、ペットを放したり、時にはイスを出してくつろぐなど、多目的に使える庭空間が完成しました。

クッション性のある人工芝を選定したことで、裸足で歩いても快適。見た目にもナチュラルで、住宅の外観との相性も良く、平屋のシンプルで落ち着いたデザインを引き立てています。

■目隠しにはリクシルの「フェンスAB 2段柱」を採用

外構工事最大のポイントとなる目隠し対策には、LIXIL(リクシル)の「フェンスAB 2段柱仕様」を採用しました。通常のフェンスよりも高さがあり、上下2段に分けて板を張ることでしっかりと視線を遮りつつ、構造の安定感も備えた人気のフェンスシリーズです。

今回は、事務所側の視線を考慮し、フェンスの高さを調整した上で配置。必要な部分にしっかりと目隠しを施しながら、風通しや圧迫感には配慮した設計としています。

フェンスの色は、お客様と打ち合わせの上、木目調カラーをセレクト。アルミ製でありながら天然木のような温もりを感じさせ、人工芝の緑とも調和した自然な印象に仕上がりました。目隠し機能だけでなく、住まいの外観にもやさしく溶け込み、街並みにも美しく馴染むデザインです。

■お客様の声

「以前は外に出るのをためらうこともありましたが、今では気兼ねなく庭で過ごせるようになりました。見た目もおしゃれで、家に帰るのが楽しみになりました。」